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2021年 1月 14日 村上先生から受験生へのエール
みなさん、こんばんは。
担任の村上です。
受験生へのエールということで、勉強の合間にでも読んでください。
共通テスト出陣式に参加をした生徒のみんなは聞いてくれていたと思いますが
少しでもこれからの入試において力を発揮出来るようになるために
3点お話したうちの1つを伝えます。
それは、「克つ」ということ。
大学入試における「かつ」には「勝つ」と「克つ」があります。
前者は勝ち負けの「勝つ」ですね。受験は、必ず勝ち負けが伴う世界。
もちろん、大学受験において第一志望校を勝ち取ることは
みんなだけではなくて担任助手の先生や担任の私も心から望んでいることです。
勝利に対する強い気持ちも大切です。
しかし、「勝つ」というのは、相手あってこそであり
それよりも先に果たすべきことがあります。
それが、後者の「克つ」ということ。
この「克つ」が向く先は、相手ではなく自分自身です。
よく、これまで第一志望校に合格を果たしてきた先輩たちが合格の秘訣で残す言葉があります。
「己に克つこと」「自分自身を知ること」「自己分析」など。
どれも言い方は違えど意味は殆ど同じであって、向いている先は自分自身に他ならない。
周りの人たちがどれぐらい出来ているか気になって仕方ない。
ここまで頑張って取り組んできたけど良くない結果だったらどうしよう。
受験直前期なのに携帯をついつい見過ぎてしまう。
不安が募るとこういった思いや行動が生まれて来てしまうのも無理ありません。
ですが、こういった思いや行動があって入試に「勝つ」ことが出来るでしょうか。
こういった自分自身の弱さや甘えに「克つ」ことを通して、「勝ち」が見えてくるのだと
毎年合格を果たす受験生を見ていて、つくづく思います。
自分に「克つ」ことの結果として「勝つ」がある。
「絶対に勝て(合格しよう)」という言葉は、
気負ってしまうと思うので私は普段、口にしません。
ですが、これだけはみんなにしっかりと伝えたい。
「絶対に自分自身に克て」
大丈夫。
これまで積み重ねてきたものが、みんなの背中を押してくれます。
いま、みんな自身がこの場に立っていることの意味を考えながら、
これまで支えてくれた数え切れない多くの人たちの姿を思い浮かべながら
最後は自分自身を頼りに、力強く入試に向かって行って欲しい。
平塚校より、心から応援しています。
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高1、高2生も他人事ではありません。共通テスト同日体験受験の結果は一年後の受験本番の結果に直結するというデータもありますので、必ず受験しましょう!